第61号(1984年3月)    
論説 藤田直晴 日本資本主義の発展と地域編成の組織化―戦前段階
生命保険企業の立地過程分析を中心として―
1-30
論説 林義勝 電気産業におけるアメリカの技術導入―世紀転換期の
もう一つの日米関係―
31-73
史料紹介 福田榮次郎 續山門領近江国富永荘史料―『近江井口日吉神社文
書』紙背文書について―
74-93
史料紹介 沢田勲 オンギン碑文訳解 94-110
書評 千葉徳爾 萩原龍夫著『巫女と仏教史―熊野比丘尼の使命と展開
―』を読む
111-120
       
第62号(1984年7月)    
論説 斎藤絅子 ヴァランシエンヌの「平和規約」(1114)―エノー地方の
「都市的」自由に関する予備的考察―
1-28
論説 角谷定俊 秦における製鉄業の一考察 29-49
論説 栗島義明 有茎尖頭器の型式変遷とその伝播 50-82
論説 宮島敬一 中世後期の名と村落―近江国伊香郡余呉庄丹生郷を中
心として―
83-117
報告 長岡顯 南欧社会の変化―スペインを中心に― 118-149
       
第63号(1985年1月)特集・宗教と文化  
論説 船岡誠 平安時代の禅僧―日本禅宗成立前史― 1-34
論説 水谷類 惣社の成立 35-59
論説 石田雅彦 鎌倉時代末期「茶」の普及について―茶から茶の文化へ
60-86
論説 水谷安昌 寛文期会津藩の宗教政策―寺院整理を中心に― 87-104
論説 新城敏男 沖縄八重山の家譜所収文書について 105-130
       
第64号(1985年3月)    
論説 海野福寿 全農東京府連と潮止・八幡争議 1-31
論説 岡倉登志 19世紀後半におけるアフリカ帝国―「アフリカ分割期」理
解への一視角―
32-58
論説 西山克己 関東地方における須恵器出現期の様相 59-94
論説 谷沢修 畿内国風土記の成立―逸文群の年代観を中心とした
『諸国風土記成立に関する研究』の序章―
95-148
研究ノート 藤田直晴 戦後わが国における人口分布変動の諸特性 149-183
研究ノート 亀谷隆行 孫文の船隊(シーパワー)建設構想 184-196
書評 和泉清司 神崎彰利著『検地―縄と竿の支配』 197-205
       
第65号(1985年10月)    
論説 千葉徳爾 山岳信仰に基づく社寺の発生と分布―特に美作地方を
事例として―
1-24
論説 三浦茂三郎 用水支配から見た群集墳の一考察―大和盆地を一例と
して―
25-54
論説 佐藤清隆 エリザベス朝・初期スチュアート朝イングランドの酒場の
世界
55-122
史料紹介 高島緑雄 補訂 薩摩大井文書 123-141
報告 渡辺隆喜 絶対王政末期イングランドの農村社会 142-169
書評 井奥成彦 川名登著『近世日本水運史の研究』 170-176
       
第66号(1986年2月)特集・清代史の諸問題  
論説 神田信夫 清初の漢軍武将石廷柱について 1-20
論説 山田耕一郎 清初の捐納―三藩の乱との関係を中心にして― 21-50
論説 佐々木正哉 清代廣東の行商制度について―その独占型態の考察― 51-94
論説 内山雅生 民国初期,華北農村における験契の実施と民衆運動―
1914年の「楽安県知事殺害事件」を中心として―
95-119
論説 寺内威太郎 義州中江開市について 120-144
       
第67号(1986年3月)    
論説 渡辺隆喜 初期帝国議会期の民党運動 1-37
論説 堀敏一 古代中国における身分制と身分観念 38-52
論説 矢島國雄 博物館の起源について―博物館史のための覚書― 53-66
論説 星龍象 東京都板橋区前野町遺跡出土の土器に就いて 67-89
論説 大塚初重 東北日本における古墳文化の成立と展開―とくに福島・
宮城・山形県を中心として―
90-118
研究動向 斎藤絅子 12・13世紀における都市・農村関係―1960年以降のベ
ルギー中世史学界の動向―
119-137
追悼 高島緑雄 萩原龍夫教授の御逝去を悼む 138-141
       
第68号(1986年11月)    
論説 ヴィエスワフ・コタンスキ 『古事記』における宗教的・世俗的な表現への新しいアプ
ローチ
1-28
論説 松永登喜子 形成期のカルタヘナ・デ・インディアス 29-63
論説 植木武 ハワイにおける葬制―プラットフォーム石室墓を中心に― 64-100
論説 千葉博之 副葬鏡組成による前期古墳の編年試論 101-135
研究ノート 門前博之 管見・地方史研究の歩み―地方史研究協議会の大会共
通論題を中心に―
136-151
書評 林義勝 油井大三郎著『戦後世界秩序の形成―アメリカ資本主義
と東地中海地域 1944-1947』
152-162
       
第69号(1987年2月)特集・歴史の中の「異文化」  
論説 馬場恵二 前6・5世紀のエーゲ海北岸のトラキアとギリシア世界 1-34
論説 斎藤絅子 12・13世紀エノー地方における慣習法文書と領域支配 35-60
論説 児玉智子 7月王政期の民衆教育に関する考察―教育の制度化と
問題点―
61-88
論説 木下賢一 第二帝政末期のパリの労働運動―労働者評議会を中心
に―
89-120
論説 山田朋子 19世紀後半ワルシャワの社会経済構造―ロシア帝国の
一地方都市として―
121-168
論説 林義勝 GEと日本の電気機械産業―GEと芝浦製作所の提携を
中心に―
169-195
第70号(1987年3月)    
論説 平野満 下総の眼科医磯貝家について―第十一代秀庵を中心に
1-28
論説 熊野正也 五領遺跡における外来系土器の検討 29-58
論説 古山夕城 前五世紀ミレトスの国内情勢と社会変動―ペルシア・ア
テナイ両帝国の狭間にあって―
59-98
論説 松田孝 東京都墨田区における消滅工場について―続報,大田
区の調査結果と共に―
99-123
論説 韓国磐
(竹浪隆良訳)
三省六部制の成立過程―秦漢の尚書・中書・侍中から
隋唐の三省六部制へ―
124-154
論説 韓国磐
(竹浪隆良訳)
三省六部制の成立過程―秦漢の尚書・中書・侍中から
隋唐の三省六部制へ―
124-154
報告 松崎つね子 成都に「城壁」をさがす―成都よりみた中国の文化財行
政の現状,その一端―
155-171